最近『プロデューサーズ』を2度見てマシュー・ブロデリック熱がぶり返しつつあるので
久々に『シアター・ガイド』を拾い読む。

今またネイサン・レインと共演で舞台『おかしな二人』をやっているんだ。
チケットは入手困難だと。。
また映画になるのかなぁ。

そういえば元祖『おかしな二人』主演者ジャック・レモンとマシューが共演したバックステージもののTVドラマ"A Life in the Theater"という作品も大変素晴らしかった。
いつか映画でも共演を果たしてくれたらと思っていたのだがジャックレモンは亡くなってしまった。結構派手な演技の共演者の邪魔せず最大限に生かし、自分の持ち味もいかんなく発揮するというインタラクティヴなプレイヤーブロデリックの演技について言及しているものはないかといろいろ漁っていた頃が懐かしい。

ニール・サイモンの戯曲で有名*1になった彼が今や押しも押されぬミュージカルスター*2になったのは意外でもあり、最良の道でもあるような感慨にとらわれる。今更ながらブロードウェイで生まれ育った役者の持つ底力とバックボーンの確かさを思い知らされるのであった。

ニール・サイモン戯曲集〈5〉

ニール・サイモン戯曲集〈5〉

*1:1981年ブライトンビーチメモワールで演劇部門のトニー賞助演男優賞を史上最年少で受賞。その後ビロクシー・ブルース(邦題:ブルースが聞こえる)にも主演しサイモンの秘蔵っ子と呼ばれる

*2:プロデューサーズではタップも披露していてびっくりしてしまった